実は退職方法で
支給開始に大きな違いがでます!
退職には
「自己都合」と「会社都合」の2種類あります
会社が退職者の事務作業を進めるにおいて、本来なら十分会社都合退職に当たる理由なのに、
以下の理由で会社が無理やり自己都合退職で押し通そうとする事は多いのです。
自己都合退職で押し通す理由
- 会社の信用低下
- 助成金が出なくなる
企業側は退職する従業員を守ってはくれないのです。

▼自己都合の退職
ハローワークに自己都合として申請→
自らの意志で退職し、ハローワークでも特に会社都合にできる理由が無い場合。
失業保険の支給:2ヶ月後〜(改定:2020年10月〜)

▼会社都合の退職
ハローワークに会社都合として申請 →
会社都合で退職し、ハローワークでも会社都合と認定してもらう場合。
●コロナ失業はこちらになります。
失業保険の支給:7日後〜
自己都合退社 | 会社都合退社 | |
最短開始日 | 2ヶ月7日後 | 7日後 |
支給日数 | 90~150日 | 90〜330日 |
最大支給額 | 約118万円 | 約260万円 |
給付制限 | あり | なし |
国民健康保険税 | 通常納付 | 最長2年軽減 |
履歴書の記載 | 一身上の都合 | 会社都合退社 |

支給開始が
2ヶ月も違う!
会社を自己都合で退職
→ハローワークで会社都合の退職となる場合
【残業時間】
「毎月45時間以上、退職前の3ヶ月連続」している事
※一番手軽に受給を2ヶ月→7日に最短にできる方法です!
現職場の残業時間が分かる書類(タイムカードの写し)が必要です。
給与明細書の場合、実働と残業が分かるように書かれていれば問題ありません。全労働時間数だけだと、残業時間の判断できません。
入社時の契約書に実労働時間が書かれている場合も多いので探して下さい。
【職業訓練校に通う】
職業訓練校は、国や自治体が主体となって失業中の人が再就職するための公共職業訓練を行う施設です。
各ハローワークで入学手続きができますし
・受講料は無料
・経理やパソコン(WEBデザイン、プログラミング)から語学や介護まであらゆる講座が用意されている
・自己都合でも職業訓練校に合格すればすぐに失業保険が受給できます。
自己都合で退職したが【残業時間】に該当していない方
まだ諦めないで下さい!
残業時間以外にも条件はあります!!
【給料減額】
”詳細”
【給料の未払い】
”詳細”
【業務内容の変更】
”詳細”
この場合、入社時の契約書類など、物的な証拠となるものを用意する必要がある。
【嫌がらせ、セクハラ、パワハラ】
”詳細”
嫌がらせは、上司からの個人的な冷遇や、同僚からなどの排除などです。
セクハラ(パワハラ)は不当行為に該当。訴訟も可能な時代です。
ただ、証明することが大変な内容です。本格的に争う気があれば、内容の詳細を記録し、ボイスレコーダーで録音するなど第三者に証明できる証拠を集めた方が無難です。
【勤務地の変更】
”詳細”
入社契約時に「転勤無し」の契約書があると好ましい。
【会社の不正や違反行為】
”詳細”
【休職命令】
”詳細”
これらに該当していなければ、
残念ながら手続きをしても支給は2ヶ月後になります。
失業保険の申請準備と共に求職活動も行いましょう
✔仕事もない・お金もない
✔お給料UP、通勤、労働環境色々妥協はしたくない
✔「とりあえずなんでもいいから仕事を探さないと」
社会保険制度を利用することで最大28ヶ月、最大で700万円が受給できる可能性があります。

この制度の該当者は1,600万人いるのに、たった0.5%しか使っていません


サポート対象者
・年齢が20歳~54歳
・退職日が本日から『2週間以上、3ヶ月未満』
・現時点で転職先が決まっていない
・社会保険に1年以上加入している
本当に生活が成り立たない方には生活保護の方法もあります
審査は「失業保険」より厳しいですが
現在、日本で生活保護を受給している人は約50人に1人割合です