現在、コロナウイルスを避けるために仕事を辞めて、まだ感染者数が少ない地域に引っ越そうと考える人もいます。
しかし、他県で仕事を探すのは、そう簡単なものではありません。
だからと言って、悠長にしていると感染してしまうかもしれません。
まずはコロナウイルス感染者が少ない地域に引っ越してから、失業保険をもらいつつ、仕事を探してはいかがでしょうか?
コロナを避けて、失業保険をもらうには
現在、都内ではコロナウイルス感染者が1日で180人以上も増える事態となっています。
検査の結果、感染していることが判明した人数なので、感染した経路やタイミングはバラバラでしょうが、それでも感染者が増えていることには違いありません。
そんな都内に留まっているのが不安で、感染する前に感染者が少ない地域へと引っ越したいと考える人も増えています。
特に、地元ではコロナ感染者が少ない等の理由があれば、その思いは強いでしょう。
加えて、今は他県への移動を控えるようにともいわれています。
いつかは都内を封鎖するかも知れません。
このまま感染が拡大していくと、それが現実となる可能性もゼロではないでしょう。
そうなる前に、引っ越してしまいたいと思うのは当たり前です。
特に、小さい子どもやお年寄りがいる過程などは命の危険につながる可能性も高いので、切実な悩みとなっています。
ただし、他県に行くとしても問題なのは仕事です。
できるなら、仕事が見つかってから引っ越して、すぐにその仕事を始めたいと考えるでしょうが、仕事を探して応募したら、その後には面接が控えています。
面接は、web面接などもありますがほとんどの場合は現地に行く必要があるでしょう。
例えば、東京都から千葉県までなら比較的すぐに行くことが出来ます。
しかし、地元が青森等の場合は、片道で数時間かかるので気軽には行くことが出来ません。
面接を受けに行き、不採用だったからまた探して再び向かう、となると時間も交通費もかかります。
かといって、収入が無くなってしまうと引っ越し後の生活がままならないでしょう。
そこで、まずはコロナウイルスが少ない地域へと引っ越してしまい、そこで失業保険をもらいながら落ち着いて仕事を探す、という方法はどうでしょうか?
通常、自分の都合で退職した場合は、3カ月間は失業保険をもらえず受給できる期間も短くなります。
しかし、今ならコロナウイルスの影響と関連付けた理由を考えれば、正当な事由と認められてすぐに失業保険をもらえる可能性は高いでしょう。
そうすれば、翌月から需給が開始されて受給期間も通常通りになります。
最終的な判断は、ガイドラインに従って公共職業安定所が下すこととなるのですが、ある程度納得のいく理由なら認めてもらえるでしょう。
引越し先で失業保険をもらうためには
コロナウイルスを避けるために、感染者が少ない地域へと引っ越して失業保険をもらうには、いくつか気を付ける点があります。
どういった事に気を付けるべきでしょうか?
まず、失業保険をもらうためにはハローワークへと登録しなければいけません。
その際は、それまで住んでいた地域ではなく、引っ越し先のハローワークに登録した方が良いでしょう。
ハローワークへの登録は、居住地がある地域で行います。
そして、失業保険をもらっている途中で引っ越した場合は、再度新しい地域で登録し直すことになるのです。
大した手間ではありませんが、二度手間となるでしょう。
しかし、引っ越してから登録すれば、登録は1度で終わります。
少しでも手間を減らすために、引っ越し後の登録がおすすめなのです。
ただし、引っ越し後は他にも色々な手続きがあるので、忘れないように気を付けましょう。
ちなみに、ハローワークには失業保険の受給者が引っ越す際に、移転費というものを支給しているので、それを知っている人なら登録してから引っ越した方が良いのでは?と思うかもしれません。
しかし、移転費を支給する要件としては、就職や公共職業訓練を受講するために引っ越す場合という条件があります。
そのため、引っ越してから仕事を探すという場合は、これに当てはまらないのです。
また、仕事が決まってから引っ越すのでは、コロナウイルスを避けるための引っ越しが遅くなり、普通に失業保険をもらうだけとなるので感染リスクも高まります。
早々に引っ越す事を考えるなら、移転費は諦めましょう。
もしかしたら、失業保険をもらい終わるころにはコロナウイルスの騒動も収まっているかもしれません。
そうなったら、元の地域へと戻ることも考えられるでしょう。
そういった事を踏まえると、求職活動はハローワークで行うよりも、転職エージェントなどで行った方が良いでしょう。
ハローワークはその地域の求人情報が主ですが、転職エージェントなら全国の求人を見ることが出来ます。
また、転職エージェントから求人に応募した場合も、失業保険の給付要件となっている求職活動実績として認められます。
ハローワークは人が多く集まるところでもあるので、コロナへの感染リスクを下げるためにも転職エージェントを活用して、失業保険をもらうことをおすすめします。


まとめ
コロナウイルスの感染リスクを下げるために、家族でコロナウイルスが少ない地域へと引っ越すという方法を選ぶのも、今の状態では珍しいことでもないでしょう。
その際は、コロナウイルスを避けるという意味でもハローワークの利用は最小限にして、活動実績は転職エージェントなどで積みながら失業保険をもらいましょう。
家族の命を守るためにも、引っ越して感染リスクを下げる、という選択をする日が来るかもしれません。
コロナへの感染を防ぐためにも、失業保険を活用して自衛しておきましょう。

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