失業して、失業手当をもらっている時は、早期に仕事を見つけて働き始めると、手当をもらうことができます。
しかし、それはどのような手続きをすればいいのでしょうか?
また、いつ頃もらえるのでしょうか?
再就職手当の手続き方法と、支給開始時期について解説します。
どんな手続きが必要?
再就職手当を受け取るには、どのような手続きが必要なのでしょうか?
まずは、手当をもらうための条件を見て、それに全て当てはまるのかを確認しましょう。
条件は、全部で8つあります。
条件の内容は、給付日数が一定以上残っていることや、前の会社に戻った、あるいはその関連会社に就職したのではないということ、1年以上働ける予定となっていることなどです。
当てはまっていたら、ハローワークで手続きをします。
ハローワークでは、就職したということを申告する際に、併せて申請します。
その時に、必要となる申請書類をもらうことができるので、就職先の会社から証明を貰って提出します。
期限は、就職してから1月以内です。
ただし、それを過ぎても一応2年間は申請することができます。
その時は、直接ハローワークに提出してください。
もし、自分で行くのが難しい時は、代理人に頼むか、あるいは郵送でも可能です。
支給されるのはいつ?
手続きが無事に完了したら、後は振り込まれるのを待つだけです。
再就職手当は、失業手当とは違って一括で支払われるので、手続きも一度で終わります。
無事、支払われることが決まったら、支給することを示した通知書が届きます。
ちなみに、なんらかの理由があって支給できなくなったときは、不支給通知という通知書が届きます。
その決定がされるまでは、おおよそ1カ月かかりますが、時にはそれ以上かかることもあります。
支給されることが決定した場合、その通知が届いてから1週間ほどで手当てが振り込まれます。
振込先となる口座は、失業手当と同じ口座です。
これで、無事手続きは終了となります。
よくあるのが、残っている支給日数が不足していて手当を貰えない、というケースです。
ギリギリの場合は、良く計算しておきましょう。
まとめ
今回のポイントを整理します。
・再就職手当は、就職の申告時に申請書類をもらう
・申請には、就職先の会社の証明が必要
・最短で申請から1カ月後に通知が届き、その1週間後に支払われる
再就職手当は、申告するかしないかは自由なので、申告するなら忘れずにハローワークへと伝えましょう。